納得いくシルエットと生地を使い、年末年始のスペシャルとして製作。
インディゴが苦手なんで、今回は裏地まで真っ黒なデニム生地、所謂"スーパーブラック"を使ってます。
ディティール含め、ぱっと見はチノのようですが、、、
寄ると、さらには穿く、触るとその違いがよくわかる重厚感ある14ozの国産生地を使用。
しかもストレッチが効いたセルビッジ生地。
おかげで14ozなのに軽く感じられ、スケートでもアウトドアでも、めちゃくちゃ腰穿きしてもノーストレス。
ジャストでもルーズでも穿き心地抜群です。
今回は耳を裾折り返してこれ見よがしではなく、フロントポケット内側にさりげなーく使ってるのもポイント。
色々とオリジナルシルエットでパンツをリリースしてきましたが、一番スタンダードと言いますか
ベーシックなシルエットをベースとしており、テーパードは緩く、ワタリもそこまで大きくなく
レングスに関しても今までのパンツよりは少し長い設定になります。
少し話長くなりますが、このパンツのベースは当時、自分がアパレルで働き始めてすぐにインポートが全盛期を迎え
買い付けで入れたLevi'sの569(Loose Fit)が飛ぶように売れてた頃、どうしてもスーパーブラックの太いデニムが
穿きたくて、でも569ではブラックはあっても、スーパーブラックは無く、仕方なく550(Relax Fit)で出ていたのを
インチアップしてW40で穿いていた頃の思い出から(笑
改めて当時の550のW40を穿いてみて、今アリだな、、、なんて思いから出来上がりました。
なのでテーパードは控えめ、レングスもL30同等な仕上がりとなってます。
ディティールはこれまた当時、かっこいいと憧れていた先輩方がこぞって穿いていた某インポートブランドの
通称"チノデニム"からとっており、他では見ない14ozデニムに2タック仕様で、手入れも横といった
王道ジーンズとはまた違った雰囲気のデニムパンツに仕上がりました。
これでXLで、レングスが今までよりもあり、股上も深いので、少し落として穿いてこんな感じ。
裾は縫い目で2回折ってこのくらいの溜まり方とボリュームです。
SSで出した
ワイドパンツと比べると、スッキリした印象のシルエットになるかと思いますが
裾にかけてのテーパードが緩いのでストンと落ちて裾に溜まる"あの頃"シルエット。
ワタリがしっかりあって、裾にかけてキツめにテーパーしたパンツは大好きですが、久々にこんなクラシックも
また違った気分でコーディネートが楽しめておすすめです。
M〜2XLまでのサイズ展開となるので、今までよりも多くの方に楽しんでもらえる一本になったかと思います。
上の着用はXLを一度洗いをかけた状態で、自分で先行テスト中の一本ですが、縮みも殆どなく
かなり気に入ってます。
この日は釣りに穿いてって、二度目の洗濯をする前の一枚(笑
リリースはクリスマス頃かなーなんて感じですので、また近日BLOGにてUPします。
是非に。
no name no fake...